竹芝桟橋-八丈島 :東海汽船
八丈島-三宅島 :東海汽船
三宅島-竹芝桟橋 :東海汽船
八丈島へ行く手段は、船、飛行機、ヘリなどがあるが、飛行機、ヘリは
運賃が高い上に、予約率も高い。また、八丈、三宅(、御蔵、青ヶ島)と他
の島(大島、式根島など)の間を結ぶ船はなく、ヘリでしか移動できない。
したがって今回式根島に行くのは断念した。
東海汽船
本州と八丈、三宅を結ぶルートを独占している。サービスも悪く値段も
高いと島民から不評。しかも、最近(数週間前)三宅島沖で座礁し、古い船
を就航させており神経質になっている。欠航が多い。
人口1万。若い山(八丈富士)と老いた山(三原山)の二つがヒョウタンの
ようにつながってできた島。初日は観光バスで島を一周したが、たいした
見物はない。流島の地ということに関したものが中心。
屋久島の次に雨が多いそうだ。山と崖と青い海が美しい。
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[八丈富士からの小八丈] |
山頂まで一時間といわれる中腹までタクシーで。そこから階段上に整備
された道を火口まで登る。火口はかなり大きくアップダウンもある。整備
されていない道を1時間30分かけて一周した。火口は深く、切り立った
崖に囲まれている。しかも火口中心部はテーブルマウンテンのようにもり
あがっていて人をよせつけない。一面緑に覆われた現生林が茂っているが
中央にはいくつかの池がある。時間があればルートを探して探検してみた
かった。
火口の周りを一周すると小八丈(無人島)と青ヶ島、御蔵島が見える。あ
とは一面の海。ただし、360度海が見えるような場所はない。火口がでかい
から。
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[裏見の滝・温泉] |
中の郷という-地区に「裏見の滝」というのがある。木々に囲まれて暗い
渓谷の遊歩道を数十分歩く。滝はまぁまぁだが遊歩道を出た後にある温泉
がすばらしい。崖の上の露天風呂。無料。混浴(水着着用義務あり)。15
時を過ぎると地元のばぁちゃんが仕事使れを癒しに来る。
三宅島
4日目(3/16)に八丈島から三宅島に渡った。かなり揺れたので二人とも
酔いぎみだった。
三宅島は人口4000人。雄山(おやま)を中心にした円錐状の美しい島。
1983年の噴火は島一の部落が熔岩に飲み込まれるなど、地図が変わるほど
のもの。ここも観光バスで一周したが見所は自然。この島に来るのは、
・釣り師
・ダイバー
・バードウォッチャー
のみと言っていいくらい。あまり観光客はいない。
日本で見れた鳥の半分近くは三宅でも見れたというほど鳥の種類が多い。
蛇がいない。
大路(たいろ)池・アカコッコ館
大路池は伊豆七島で一番大きな湖。バードウォッチャーが集まる。
アカコッコ館にはバードウォッチングとダイビングに関する展示・説明が
あり、野鳥の会の専任メンバーやダイビングの専門家が常駐している。
風雨で足止め
予定では3/17に雄山に登って3/18に帰るつもりであったが、17,18とも
に風雨が強く断念。なんと船も来ない。やっと晴れた3/19に雄山に行けた
が、14:00の船で帰らなければならなかった。その日も風が強く三宅の港
には船が着けない可能性もあった。あやうく会社を11連休するところ。
宿にあった漫画「花の慶次」全18巻中、18巻の途中まで読んでしま
いました。あとちょっとで全巻終るところだったのに。
# さすが少年ジャンプは相変わらず面白いのをやっている \(^_^)/
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[サウナ] |
森と熔岩に囲まれた山。山頂付近にはサウナ(湯気を吹く岩)、平原、池
などがありおもしろい。やっと晴れたのが14:00の船で帰る日だったので、
7合目の展望台を目指して歩きはじめた。ところが運良く4WD車が通り
かかり乗せてもらえた。火山の研究をしている人を山頂まで送り届けると
いう。道々、地形に関する説明を聞きながら、展望台、噴火口跡、サウナ
をまわる。大ラッキー。しかし残念ながら、あと50メートルくらいのとこ
ろまで行きながら山頂へは行かず引き返した。(運転手の都合)
360度の展望や山頂の裏にあると聞いていた砂漠も見たかったのだが、
これは次回にということであきらめた。
新鼻荘・ラウケンさん
三宅で泊まった民宿・新鼻荘(6500円/一泊二食)のおかみさんは(恐いけ
ど)とてもいい人で、親切だった。温泉につれていってもらったり、雨で
でかけられないときに、(ヒッチハイクで乗せてやったという)外人や知合
いを宿に招いて話をした。
外人はラウケンというオランダ人で一人でテントで過ごしていた。
彼は信州大学で英語を教えているそうで、なんと世界60カ国以上の国を
回ったことがあるそうである。日本も私よりも多くの場所を回っている。
結局、彼といっしょに船で帰り、そのまま横浜の私の家に招いてしまった。
今日(3/20)松本に帰っていった。
いじゃう