スイス (ベルナー・オーバーラント(その2)〜ジュネーブ〜帰国)

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[ラウターブルンネン(Lauterbrunnen)のU字谷]


6月10日(木)8:30電話でジュネーブのホテルを予約。 今日、明日は軽い荷物で移動したかったので、一晩の荷物だけ を別にして、他をライゼケベックを使って Wengen 駅から ジュネーブ駅に送るSFr10.00。ライゼケベックとは、駅から駅へ の宅配便のようなもので、重い荷物を持って移動したくないとき にはとても便利。
[シュタウフバッハの滝] [トリュンメルバッハの滝]


WABでラウターブルンネンへ。今日は、ここからシュテッヒェ ベルクへのU字谷を歩き、途中の滝などを見る予定だ。 まずは両替し、シュテッヒェベルクへのバスの時刻表を控える。 バスは1時間に1本あるので安心だ。 まずはWABの車窓からもよく見えたシュタウフバッハの滝へ。 残念なことに雨が降り始めた。カッパを着て記念撮影。
滝の先の道が工事中で教会まで戻り、30分の 回り道をとなった。雨が強くなってきた。カッパは二人分あったが、 ザックカバーが一人分しかなかったので、ゴミ袋で代用。ポンチョ があると便利だと感じた。

12:55トリュンメルバッハの滝に到着。入場料 SFr10.0。 ここは洞窟の中の滝なので雨は関係ない。斜めに上っていく エレベーターのような乗り物で上へ。洞窟を歩きながら滝を見物。
14:15ポストバスに乗る。スイスパスがあるので無料だ。 5分でシュテッヘルベルクに到着。ロープウェイに乗る。 ロープウェイはほとんど真上に上っていく。ものすごい勾配だ。 山肌に沿って上るのではなく、崖の壁に沿って上がるという感じ なので、地面が真下に見えたまま標高がぐんぐんと高くなる。 ギンメルワルトで乗り換えてさらに上へ。

[ミューレン(Murren)]


15:05ミューレン着。インフォメーションでホテルを予約。 予約した Alpenblick ホテルは町外れにあった。こじんまりとした ホテルで奥さんも優しく、雨でぐしょぐしょになった靴を乾かす 新聞をいただいた。英字(独字?)新聞で靴を乾かすのがちょっと もったいない気がしてしまった。
[雲を突き抜けるロープウェイ]
18:20ユングフラウホテルのレストランで夕食。 ロスティ(SFr12.00)、トマトと野菜かつのスパゲティ(18.50)を 食べた。まぁまぁ。途中で生演奏が始まり、チップをどうすれば いいか悩んでしまった。

6月11日(金)7:40朝食。いつもは8時らしかったが、 8:10に出発するといったら早く用意してくれた。 8:10チェックアウト(SFr134.00)。本当はシルトホルンの展望台 へ行きたかったのだが、昨日も今日も天気が悪い。ホテルでは 展望台からの眺めがテレビで見れるのだが、画面は真っ白。 泣く泣くあきらめる。
また、ラウターブルンネンへの帰りも、BLMに乗って ケーブルカーで下りたかったのだが、ケーブルカー(BLMだったかも しれない)が 営業してないとのことで昨日と同じ路線を戻ることにした。 しかし、BLMの駅のお兄さんは親切で、シルトホルンの代わりに 行くことにしたバレンベルクまでのタイムテーブルを作ってくれた。 ロープウェイ、バス、列車をあわせて5回も乗り換えることになるが、 何時に何便に乗ればいいかを全てプリントしてくれた。

[バレンベルク(Ballenberg)]
[バレンベルクの山羊] [犬]


9:25インターラーケンオスト着。ここからブリエンツまでは SBB鉄道。22分でブリエンツに到着。ポストバスでバレンベルクWEST へ。入場料は SFr 9.00 。マップが SFr 2.00 。 バレンベルクは「野外博物館」で、80ヘクタールの土地にスイス 各地の古い民家を集め、生活様式を教えてくれる。たくさんの家畜 がいて、パン、チーズなどを作っていて、食べることもできる。 昔ながらのお菓子を作っているおばあさんと話がはずんだ。

[ゴールデンパス]
[蒸気機関車] [パノラマカー]


12:29のポストバスでブリエンツに戻り、インターラーケン オストへ。ここから先は特急を乗り継いで行くが「ゴールデンパス」 と呼ばれる、氷河急行並に人気のルートらしい。シュピーツで乗り換え、 14:03ツバイジンメン着。30分の待ち時間があり、駅にあった 蒸気機関車を写真に取る。ここから先の列車はまたパノラマカーだ。 先頭車両の運転席は2階にあり、1階の最前列は目の前をさえぎるもの は何も無い。なんと、私の予約席はその最前列だ。最前列は4席あり、 残りの2席はドイツから来た夫婦で、彼らも興奮していた。 ただ、残念ながら天気はいまいちだった。 16:28モントルー着。ここでまた乗り換え、17:42ジュネーブ 着。

[ジュネーブ(Geneve)]


[大噴水]
ジュネーブ駅でヴェンゲンからライゼケベックで送っていた荷物を受け取り、 ホテル Tor へ。スーパー PLACETTE で買い物。広いスーパーで、 楽しい。牛乳を買ったつもりがクリームだったのにはショック。 ルソー島、マドレーヌ寺院、サン・ピエール大聖堂、宗教改革記念碑を 回って旧市街近くの LaRomantica というイタリアンレストランで夕食。 ピザ(カプリチョーザ)がとてもおいしかった。

マックでコーヒーを買って、レマン湖畔へ。大噴水を見る。対岸の建物 のネオンと噴水の対比が美しい。

[帰国]


6月12日(土)朝食を食べて、レマン湖畔を朝の散歩。 8:16の電車でジュネーブを出発。6分で空港へ到着。 チェックイン後、みやげを買い歩き、余ったコインもほとんど使って、 9:45出国。10分後、ふと出発便情報を見てみると、搭乗予定の アムステルダム行きがキャンセルになっているではないか。あわてて トランスファーカウンターへ。10:45 やっと便が決まった。 ウィーン経由だ。トランジットとはいえ、行ったことのない国に行ける ことがうれしい。

13:00ウィーン着。13:30頃のOS557でウィーンを出発。 東欧の国々の上を飛ぶ。確かめられなかったが、ミンスクやモスクワ の上を飛んだのではないかと思う。その後もしばらく下界が見えていた。 ロシアの詳細地図があれば楽しかったろう。

日本時間5:30。韓国上空。たぶんソウルだと思うのだが、、、、 ということは中国の上を通った!? その後、大山(だいせん)、小豆島などが良く見えた。鳴門大橋を 間近に見て関空に到着。どうやら予定通りのオランダ航空で帰るより も早く帰ってこれたようだ。席もキャビンアテンダントと向かい合う、 足を伸ばせるいい席でラッキーだった。

南海、堺筋線、阪急を乗り継いで自宅のある千里山へ。

スイスは想像していた通りの最高の国だった。 全く同じルートでもいいくらい、すべてもう一度見たい風景ばかりだった。
おわり。

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