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カナディアンロッキー (バンフ)


[カスケードロックガー デンズ]
[バンフ]

美しい町並みを見ながらユースを探す。小高い山の中腹に入り口を示す看板があった。そ こに入っていったつもりだったが、違うところに行ってしまった。代りに鹿にあった。エ ルクと呼ばれる大鹿だ。北海道では鹿には2頭しか見れず、めずらしいものと思ってたの で、少しばかり時間をかけて記念写真をとってしまった。(この後いくらでも見かけるこ とになるとは思わなかった)

12:30。ユースを見つけることができたので、バンフの町を見に行くことにする。町 で一番大きなスーパー SAFEWAY に車を止めた。SAFEWAY は町の西の方にり、そこから街の 中心街、バンフアベニューを通って東の端まで歩く。そこでボー川を渡と、カスケードロ ックガーデンズがある。カスケードマウンテンを背景にバンフアベニューと町並みと花壇 のある風景の写真は、旅行パンフレットにいつも使われる。今日はちょっと山が霞んでて いまいちだが、とりあえず写真をとる。

14:50。町にもどり本屋に入った。日本から持っていったガイドブックの他に地図が なかったのでここで探す。ちょうどバンフ・ジャスパー両国立公園を網羅して、観光ポイ ント、ビューポイントがわかりやすく示してある地図があった(Gem Trek Publishing の Explorers Map)。同じ建物の中にあった日本食の店「四季」で昼食にする。外人が食べ ていたカレーが真っ黒でとてもおいしそうには見えなかったので期待していなかったが、 ここの天ぷらそば、ラーメンは意外においしかった。成田空港で食べたものよりよっぽど いい。

	昼食:	ラーメン:	6ドル
		天ぷらそば:	7.8ドル
		TAX:	0.97ドル

	地図:			6.37ドル
16:00。SAFEWAY で2日分の朝食とおやつを買う。
	食べ物(牛乳1リットル、コーンフレーク、オレンジジュース1リットル、
		洋なし缶詰、ホットチョコレートの粉、ヨーグルト、クロワッサン、
		ティーパック、レモンパイ):
		(カード14.35ドル)	1174円

[玄関前で (9/24 9:30)]
[バンフ国際ユースホステル]

16:30。ユースに戻りチェックイン。ピークシーズン料金なのであらかじめ払ってあ る16ドルでは1ドル足りないとのこと。いまいち納得いかなかった(しかも宿泊は航空 券とセットのサービスなので料金とは無関係だった)が、たいした額ではなく、交渉する 英語力もないので、素直に支払う。

	バンフ国際ユースホステル:1ドルx2日x2人=4ドル
	(キーデポジット:10ドルx2)
カルガリーと違ってユースの中はきれいで新しい。リビングルームも広く、カフェもつい ている。ここでは、妻と同じ部屋になった。部屋の中には2段ベッドが2つ。もう一つの ベッドには荷物が置いてあった。外人のカップルのようだ。妻は女性2人組みと予想して いたが、日本のユースでは廊下から男女を分けるほどだったので、私は男女を同じ部屋に 入れるにしても夫婦をまとめて入れるくらいだろうと思っていた。
[バンフ滞在]

ユースから車で5分ほど東に行ったところにある Hoodoos と呼ばれる景色のよいところを 散歩する。森の中をボー川が流れていて、丘の上からそれを見下ろす。遠くの森の中に古 いお城のような大きなホテル、バンフスプリングスがみえる。15分ほど歩いて、前から 来た人にこの先にビューポイントはない聞き引き返す。途中でリスにあった。近づいても 逃げない。写真を撮る。いい道だった。

18:50。車で町に行き、ハードロックカフェで夕食。車は道に停めた(この時間帯は 駐車禁止ではなかった)。他の国で見かけたことはあったが中に入ったのは今回が初めて。 ロックスターの記念品くらいがあることは予想していたが、店の中の柱や照明などが楽器 の形をしていたりするのに少し驚いた。意外に小さな子供連れも多く、ファミリーレスト ランのようだ。注文したのはピザとサラダ。両方ともその大きさにびっくり。おいしい。 ピザは一部テイクアウトにしてもらった。

	夕食(ベジタブルピザ、HRCサラダ、コーヒー、紅茶、チップ):
			24ドル(カード:1962円)
帰りにハードロックカフェのロゴ入りのみやげを買う。
	Tシャツ:	19.95+21.95
	マグネット:	1.75×2
	TAX:	3.18
20:35。店めぐり。
	絵はがき(3枚):0.94
	インディアン人形:10.99
	ポロシャツ:	36.99
	TAX:	3.36
21:35。再度ハードロックカフェに戻りみやげを買う。
	Tシャツ:	21.95
	TAX:	1.54
21:55。ユースに戻る。かわりばんこにシャワーをあびて

23:00。寝る。同部屋の外人は一度戻ってまたどこかに出掛けたようだ。まだ会って ない。

2:30。外人が帰ってきた。ちらっと見たら女の方がTシャツにパンツ一枚で歩いてい る。着替え中なのかと思ったら、そのかっこで朝まで寝ていた。

9月23日(月)

8:10。起床。朝食をとって洗濯。近くにコインランドリーがあったのでそこで洗おう と思ったが、使い方がわからず断念。洗濯はユースの洗面所でして、乾燥だけコインラン ドリーを使う。

	乾燥機:	25セントx4回
となりにあったコンビニでミネラルウォーターを買う。
	ミネラル水:	1.5ドル
11:40。出発。ずいぶんゆったりした旅行である。トンネルマウンテンの入り口に行 く。街並みを見下ろせるところで写真を撮る。山には登らずに街に行き、ボー川近くの無 料駐車場に車を停める。

12:05。郵便局で切手を買って、書いておいた絵葉書を出す。

	切手x3:	2.89ドル
妻が川下りをしたいというので、ユースにパンフレットのあった店を探す。店はボー川の ほとりにあったが閉まっていた。春までお休みだそうだ。残念。
[ボー川]

船着き場で川を背景に写真をとる。川と森が美しい。山は霧で霞んでいた。

(パンフレットではまだシーズン中と書いてあったので)あきらめきれない妻は、また店 を探しはじめる。しかし見つからず、観光案内所で聞く。残念ながら今年の営業は終わっ たと告げられ、やっとあきらめた。

13:00。ショッピングモールの地下にあったファーストフード街で昼食をとることに した。日本。中華。イタリア。いろいろな国の食べ物の店があってキャフェテリアで食べ ている。私は Edo Japan という、いかにも外人むけの日本の店というかんじのところで 「スキヤキビーフ」というのをたのんだ。妻はまだ悩んでいたが、私の食べているものを 一口、二口、食べ、同じ物を買ってきた。おいしかった。皿に盛った牛丼風の食べ物で、 日本ではみかけないものだったが、味は日本風で特にごはんと肉とたれがおいしかった。 別の店でコーヒーを買った。自分でコーヒーと牛乳を注ぐのでカフェオレにした。これも おいしかった。

	昼食:	スキヤキビーフ:	3.75x2
		カフェオレ:		1ドル
13:40。とても寒く、数日後には氷河の上も歩くつもりなので、防寒具を買うことに した。とりあえず毛糸の手袋を買った。中に布がはってあるので風をとおさず、あったか い。
	毛糸の手袋x2:	27.8
14:30。みやげや。
	トナカイの飾り:
	トナカイのぬいぐるみ:
	計)			18.17

[サルファーマウンテン・アッパーホットスプリングス]

15:00。バンフでもっとも期待していたサルファー・マウンテンのゴンドラにのりに 行く。観光バスが何台も停まっている。行列にならぶ。ゴンドラではフランス語を話すカ ップルといっしょになった。このころには青空もだいぶ増えてきて景色が美しい。上の方 にいくと雪で地面が見えない。
[バンフの町]

	ゴンドラ:	10x2
ゴンドラを降りると人がいっぱいで韓国か台湾あたりの団体がいた。それでゴンドラ乗り 場に行列ができていたのだろう。景色は抜群で山と川に囲まれたバンフの町がとても美し い。周りはすべて雪をかぶった山で、いくつかの大きな谷が四方に伸びている。谷は森で 覆われ、大自然そのものの姿をしている。そのうちの一つに明日行くレイクルイーズに向 かう道がある。その谷にはボー川が流れており、一部紅葉した湿原が見える。

[レイクルイーズ方面]
近くにゴンドラ降り場よりも少し高いピーク、サンソン・ピークがあり、何人かの人が頂 上にいた。そこへは木でできた階段が続いていたが、雪をかぶっていて歩きづらそうだし、 山頂はとても寒そうだった。しばらく躊躇していたが、思い切ってそこまで行ってみるこ とにした。はじめのうちは子供連れも多かったが、山頂に近づくにつれてだんだんと減っ ていった。木でできた階段は広くしっかりしたもので、銀世界の中、この道を歩いている と、つい最近やった Nintendo64 のスーパーマリオのゲームのペンギンを連れて雪山を降 りるステージを思い出す。30分ほどで山頂についた。とても寒いが360度の風景がい い。

17:00。帰りのゴンドラはすいていて二人で乗れた。ゴンドラ乗り場のそばにあるア ッパーホットスプリングスに行ってみる。温泉が湧いているところで、水着を着てプール みたいなところに入るところである。入ろうかと思ってたが、入っている人がみんなつま らなそうな顔をしているので、やめた。夕方になって日陰になってしまっていたというこ ともある。なにしろ寒い。代りに近くで温泉にさわれるところに行って手を入れてみる。 あったかい。妻は手を入れたっきり、なかなか出せないでいる。


[バンフスプリングスホテル・ボー滝・エルク]

[ボー滝]
[エルク]
こんな時間でもまだまだ明るい。次は車でバンフスプリングスホテルに行く。が、前を通 ってみるだけ。次はボー滝だ。大きな滝ではないが周りの自然がいい。

前日、丘の上から見た森の中の道を走りに行く。丘の上からは少ししか見えなかったが、 深い森の中にゴルフ場がある。そこはエルクの楽園のようで、群れになってフェアウェイ にたむろしている。最初はめずらしいと思ってひたすらビデオに撮っていたが、やがてち っともめずらしくない生き物であることに気づいた。ちょっとビデオを撮りすぎたようだ。 それほどたくさんのエルクがいる。もしかしてエルクが雑草を食べるから農薬がいらない なんてことなのだろうか?ゴルフをしている人はクラブを振り上げてエルクを脅し、追い 払っている。ここでなぜか二人ともトイレに行きたくなって、クラブハウスで休憩。ふぅ。

前日にひきつづき SAFEWAY に車を停め買い物。みやげではなく、自分達が着る防寒具を 探す。二人ともそれなりに気に入ったハーフコートを見つけ、買う。

	ハーフコート(私の):	(32.09カード)2623円
	ハーフコート(妻の):(105.93カード)8686円
20:20。夕食。スパゲッティが食べたかったので、いろいろな料理がありそうな、カ フェに入る。が、スパゲティは失敗。
		スパゲティ:			  7.25
		ハンバーガー:			  6.50
		フライドポテト:		(請求忘れ?)
		デカフェ・コーヒー:		  1.25
		TAX:			  1.05
		(計				16.05)
デカフェ・コーヒーというのはカフェインぬきのコーヒーのこと。カナダではどこの店に いってもあった。日本では見たことがなかったけど。

SAFEWAY に戻り買い物。

		生ハム(100g):		  1.53
		水(エビアン500ml):	  1.13
		BOTTLE DEPST:			  0.05
		サッポロ一番(2袋):		  0.69x2
		TAX:			  0
		(計				  4.09)
21:30。ユースに戻る。なんと今日の同室は男二人だった。夫婦一組に男二人。こん な4人が同室になることがあるなんて思わなかった。(あとでカルガリーのユースで同室 になった男に聞いた話だが、恋人でもない女友達といっしょにユースにとまったときに一 つのダブルベッドにされたとのこと。日本との違いにびっくり)

同室の二人はアルバータ大学で社会学を教えている同僚同士だそうで、TREVOR はイング ランドの出身、DAVID は地元の人だそうだ。私の仕事も聞かれたが、「コンピュータ関係」 以上のことが言えない。もっと修行せねば。明日は何時に起きるかと聞かれたので7時か 8時と言ったら、"Big different."だと。こちとら気ままな旅なもので。

23:00。就寝。

9月24日(火)

7:00。起床。今日は快晴だ。

8:00。朝食。ハードロックカフェの残りのピザ(まだおいしい)。コーンフレーク (甘い)。レモンパイ(超甘い)。ホットチョコ(お湯+牛乳)。生ハム(超おいしい)。 ヨーグルト(おいしい)。

9:25。チェックアウト。

	(キーデポジット:▲10ドルx2)

[バンフ → レイクルイーズ]

9:40。給油(エッソ)。フルサービス。この時点で車を借りて253km。

	ガソリン(24.8リットル):	(カード14.0)1151円
レイクルイーズに向けてハイウェイを走る。道の拡張工事をしていて、巨大なダンプカー がものすごい勢いで工事車両用の道を走っている。

天気は最高で、快適なドライブだ。最初遠く前方に見えたキャッスルマウンテンもいつし か後ろの方に小さくなっている。


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