ニュージーランド (再びクイーンズタウン、クライストチャーチ)

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[再びクイーンズタウンへ]


16:20。町にもどり自転車を返す。買い物をして17時を過ぎた頃、B&Bの オーナーがバッグを持ってきてくれた。
[どこも羊がいっぱい]

17:35。インターシティバスでテアナウを出発。50席くらいのバスに35人くらいの人が乗っている。窓が大きく、景色が良く見えた。車内で放映していたニュージーランド紹介のビデオも良かった。今回のバスは当たりだ。

19:35。クイーンズタウン着。レストランで食事をしてスーパーで買い物。 お土産の定番としてるインスタントラーメン(^_^;;)を買う。

21:10。タクシーに乗る。運転手に住所を見せて「わかるか」と聞くと、「たぶん」との答え。真っ暗な牧場沿いの道を、住所を便りに探す。

21:30。B&Bであることを示す看板はでていないが、それらしき牧場の門が見つかった。タクシーに乗ったまま中へ入る。150mくらいの坂を登ったところに家があり、中から人がでてきた。ここだったようだ。これで一安心。

オーナー夫婦はここでも話好きのいい人だ。コーヒー、紅茶、ケーキをごちそうになりながら話をする。牧場は何年も前にやめたらしいが、2頭の牛と数匹の鹿、そして犬が2匹に猫が3匹いる。主人は定職を持っていて、奥さんもパートに出ているらしい。B&Bとして客を泊めるのは趣味と臨時収入を得るためのようで、私たちは何週間かぶりのお客のようだ。

当然今夜も客は我々だけである。ファームステイはできないとあきらめかけたクイーンズタウンで偶然にも理想的なところに泊まることができた。

1時間ほどいろいろな話をした。南十字星を教えてもらった。もちろん見るのは初めてだ。部屋の電気を消して空を見る。クイーンズタウンも山の向こうにあるので周りは真っ暗だ。星空を見るには絶好の場所だ。オリオン座もある。天の川がこんなによく見えたのは久しぶりだ。

[ファームステイ?]


[大自然に囲まれたB&B]
2月28日(金)8:30。起床。今日も快晴。朝食後、風邪で学校を休んでいるオーナーの子供に牧場を案内してもらう。牧場経営はやっていないものの、土地はかなり広い。

ところどころにある牛の糞をよけながら2匹の犬 Sam と Magnam と歩き回る。うさぎとりの罠で足を一本なくした猫の Scratch も元気についてくる。大きな池ではあひるが泳ぎ、鹿は群れて遠くの山肌を歩いている。昔は山の向こうもオーナーの牧場だったらしい。

お昼はサンドイッチをごちそうになり、家族の写真を見て話をしたりして過ごす。

13:40。奥さんが花作りをしている友人のところへ行くというので連れていってもらう。たくさんの花を栽培していたが、大きな作業場の中いっぱいに吊るしてあるドライフラワーに驚いた。名前は忘れてしまったが、鮮やかな色を保ったまま乾ききっている花を何十ももらった。


[アロータウン]


[アロータウン]
そのまま車(いつ止まってもおかしくないオンボロジープ)でアロータウンまで連れて行ってもらった。ここは昔ゴールドラッシュに沸いたことで有名な町である。

博物館(1人4ドル)ではその当時の様子がわかるものが展示されている。町のはずれには、当時強制労働させられていた中国人奴隷の家が残されている。とても小さな町であるが観光客が来ている。


[アロータウンからの帰り道]
[鹿と]
[羊と]


[オーナーの家族と]

16:20。アロータウンから歩いて帰る。羊や牛や鹿の牧場を見ながら1時間ほどかかってB&Bに着いた。18時過ぎに夕食。既に主人も仕事から帰って来ていて一緒に食べる。

夕食後、主人夫婦はどこかへ出掛けた。私達は子供たちとテレビを見たり、UNO で遊んだりして過ごした。UNO は私が日本から持っていたものだが、彼らもルールは知っていたので会話が通じなくても遊べた。楽しかった。

3月1日(土)8:30。起床。晴れ。
奥さんは我々が起きるとすぐに仕事にでかけた。我々がここを発つまでには戻らないのでここでお別れだ。
朝食後、主人と一緒にバンにのって出掛ける。最初に子供をクリケットスクールに連れて行く。広いグラウンドに大勢の子供たちが集まっている。野球やサッカーよりも人気があるのかもしれない。
[小学校にて]

その後、小学校の建設工事を手伝う。アスレチックやすべり台のようなものがある区域一面に木のチップを敷き詰める仕事だ。600平方メートルはありそうなところに、トラック数台分のチップを地元の大人たちが何十人もでてきて作業する。私も荷車(一輪車)を押してチップの山と遊び場を往復する。男性がチップを運び、女性がならす。30分ほどの作業でほぼ全域が敷き詰められた。

11:00。B&Bに戻る。二人の二日間の宿泊費200ドルを払う(やはりクレジットカードは使えない)。昨夜子供のめんどうをみたことと、学校の作業を手伝ったことで全ての食事代はサービスとしてくれた。

11:35。クイーンズタウン空港まで送ってもらう。ここで主人ともお別れ。


[大聖堂]
[マウントカヴェンディッシュにて]
[再びクライストチャーチへ]

13:45。1時間のフライトでクライストチャーチに到着。今度はバスに乗って市内へ。またヴィクトリア広場のアイスクリームを買って食べる。今日は初日とは違いとてもいい天気で、花も一段と美しく、気持ちいい。エイヴォン川も大聖堂もとても美しい。

[ヴィクトリア広場]


15:45。インフォメーションでマウントカヴェンディッシュのゴンドラ乗り場に行くバスの時間を聞く。1日に3本しかないバスがあと15分で出るという。ラッキー。
バスは無料で、50席くらいあるのに6人しか乗ってない。20分ほどでゴンドラ乗り場に着いた。ゴンドラは1人12ドル。羊を見ながら頂上へ。残念ながらガスがかかっていて海の方はよく見えないが、クエイル島はよく見える。クライストチャーチ市街が思ったより遠かったのが残念。

17:55。再び市街に戻る。夕食は日本食にすることに決め、日本食屋を探す。「さくら」とか「倉敷」とかいう店があったが、雰囲気で「JIN」という店にした。鹿肉の和風焼と若鶏の照焼きにあげだし豆腐をたのむ。やはり日本食はいい。おかわりもしてお腹いっぱい。玄米茶もおいしい。
[DEVON TRAVELHOTEL]


21:00。土産屋回りをし、コンビニによってB&Bに戻ってきた。明日は日本に帰る日だ。

[帰国]


3月2日(日)6:40。起床。7:30のバスで空港へ。すぐに搭乗手続きをしようとしたが、ニュージーランド航空がわの不手際で1時間も並んだまま待たされた。他の便に乗る人や同じ便でも後から来た人はどんどん進むのに、最初から待っている50人ほどの日本人だけがひたすら待たされた。みんな激怒してたが、英語で苦情までは言えても、現状を正確に説明して、解決案を話し合える人は誰もいなかった。

9:30。やっと朝食。ブレックファーストセット1人8.9ドル。

11:40。定刻より1時間半遅れてNZ33便にてクライストチャーチ発。天気がよかったのでいい景色が楽しめた。オークランドの街や、ニューカレドニアのヌメアもよく見えた。

20:00(NZ24:00)。成田到着。

やはりニュージーランドは素晴らしかった。街でも田舎でもどこへいっても美しいし、また、これほど旅行者にやさしい国はないのではないだろうか。今度は是非、北島にも行ってみたいし、また南島も周りたい。ミルフォードトラックはいつか必ず歩くつもり。
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