スイス
(ツェルマット)
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[ツェルマット(Zermatt)]
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[駅前にて] |
[駅前通りのパレード] |
17:43。ツェルマット着。まだ充分に明るいが、曇っていて
マッターホルンは裾野さえも見えない。
ホテルチェックイン後、町をぶらついた。早速、期待していたセント
バーナードに出会った。やはりスイスだ。
「地球の歩き方」でおいし
いと書かれていたレストラン Viktoria に入り、評判のフォンデュ
シノワーズを食べた。残念ながら口に合わず、とりあえず腹につめ
こんだという感じ。肉の質は、しゃぶしゃぶ食べ放題の店で3皿目
くらいに出てくるような感じのもので、薬味はいくつもあるものの、
どれもいまいちだった。大量に出てきたポテトも残した。
6月7日(月)8:50チェックアウト。今日もツェルマットに泊まる
ことにしたが、泊まっていたホテルは4つ星で現地で、予約すると高いので
別のホテルを探す。実はあらかじめ日本でWWWで Riffelberg Hotel を
予約したつもりだったのだが、日本出発前日になって「まだ営業
してない」という返事のメールが来たのであった。予約しようと
したときに駄目とわかれば、同じホテルに2泊したのだが。
9:05。日本語インフォメーションで話を聞く。晴れていれば
マッターホルンの見えるという三ツ星程度のホテルを3件ほど聞いた。
ここでショックな話を聞いた。期待していたスネガからリッフェルアルプ
までのハイキングコースは雪のためまだ歩けないとのこと。がっかり。
9:30。紹介されたホテルに着くと、すぐに主人が空いている部屋を
案内してくれた。とてもいい部屋だったので、このホテルに泊まる
ことに決定した。
9:55。両替(3万円→SFr366)し、クラインマッターホルンへの
ロープウェイ乗り場まで歩く。まだマッターホルンは見えないものの、
晴れてきて、スイスで2番目に高い山、ドームが見えてきた。
ロープウェイ乗り場ではまたもショックなことを聞いた。ロープウェイの
最後の(一番高いところの)区間であるトロッカーシュテーク
とクラインマッターホルン間は修理中(?)で営業していないとの事。
我々の滞在中は動かないようなので、しかたなくトロッカーシュテーク
までの切符を買う。スイスパス割引で一人SFr32.5。
ロープウェイでは犬も一緒。妻は大喜びだ。Furriで乗り換え、一気に
2939mまで昇っていく。途中からゴルナーグラート氷河が見え始めた。
まわりはすべて岩となり、トロッカーシュテークに着く頃はすべて雪に
覆われる。
トロッカーシュテークでは、Tバーが動いていてスキー、スノーボード
を楽しんでいる人たちがいる。展望台そのものは閑散としていて、
レストランはあるが土産物屋はないようだ。
スイスで一番標高の高いモンテ・ローザがよく見え、さらに別の
方向にははるか遠くにドームが美しく見えるにもかかわらず、
一番近くにあるマッターホルンは雲に隠れ裾野しか見えない。うーむ。
しかし、モンテ・ローザからゴルナーグラートにかけてのすばらしい景色
を堪能することができた。
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[フーリのレストラン] |
ロープウェイで途中のフーリまで下り、山に囲まれてポツンと営業
しているレストランで昼食。ナポリタン SFr13.00、ロスティSFr15.00
を食べる。とてもおいしくてびっくり。特にロスティは
今まであまり知らなかった料理だけに一躍マイブームとなり、
帰国前にはスーパーで自宅用に買い込むことにまでになった。
[ゴルナーグラート(Gornergrat)]
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[ゴルナーグラートホテル] |
[ゴルナー氷河] |
一旦ツェルマットまでロープウェイで下り、14:00、ゴルナーグラート
登山鉄道に乗ってまた山へ。ハイキングコースが開かれてないだけあって、
上の方は雪山だった。出発から40分でゴルナーグラートへ到着。
ゴルナー氷河が眼下に広がっている。氷河を見下ろすというのは
初めてだ。ホテル裏の見晴台に登る。雪が深いので妻を待たせて
一人で登った。マッターホルンを隠している雲が憎らしい。
再び登山列車に乗り、ツェルマットの一つ手前のフィンデルンバッハ
で降り、町までの一駅分を歩いた。少しだけハイキング気分を味わう。
森の中よりも村歩きという感じだが、家を見て歩くのもまたよかった。
19:30頃。レストラン Du Pont でチーズフォンデュを食べた。
ここはお客さんもたくさんいて雰囲気がいい。しかし、チーズも
パンも法外な量が出てきてたじたじ。まずかったわけではないけど
たくさん残してしまった。
[スネガ・マッターホルン]
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[スネガは雪] |
[マッターホルン!?] |
6月8日(火)。今日でツェルマットを離れるのだが、天気はます
ます悪くなって、今朝は雨。マッターホルンは見えそうも無い。
9:50。地下ケーブルカーに乗ってスネガへ。ケーブルカーを
降りると、そこは銀世界。ここは雨ではなく雪になっている。
何も見えず、どの店もしまっていて、何もすることがない。すぐに
またケーブルカーで引き返した。ほとんどお金と時間を無駄にした
ような感じだったが、乗り物&展望台オタクの私には避けて通れな
い場所だった。しかたない。
列車が出るまでの時間を土産などを探しながらぶらぶらしていると、
雨が上がりマッターホルンを覆っていた雲が移動をはじめた。
町のあちこちにマッターホルンの方向を眺めている人がいる。
みんな雲が去るのを待っているが、右に流れると左から別の
雲がきて、常にどこかが隠れてしまう。
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