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北欧(ノルウェー(前半))


[モノリッテン(人間の塔)] [モノリッテンのそばから]
オスロ市内
[バイキング船]

駅からはバスで市内観光だったが、市の中心部ではバスを降りて見学 することはなく、郊外ばかりをまわっていた。
ビュグディ半島という博物館などがたくさんある半島にいってバイキ ング船博物館、コンチキ号博物館を見学。博物館の中は(私にとって)た いしたことなかったが、コンチキ号博物館のそばから見えた海はよかっ た。片方の対岸にオスロ市街が見える。島々も見える。
そのあとはホルメンコルレンのスキーのジャンプ台に行った。オスロ 市街がよく見渡せるのがいいところ。スキー博物館には行かなかった。 最後にビーゲランの彫刻で有名なフログネル公園に行った。ここはな かなかいいところ。モノリッテン(人間の塔)はすごい迫力。公園の彫刻 をすべて一人の人間が作ったとは考えられないほど。 その後は(バスから降りずに)市街をぐるぐる回って免税店により、ホ テルへ。
(4泊目)


[ワッフル]
リレハンメル

[メインストリート]
翌朝、バスにのってオスロを離れ北へ向かう。無料で快適な高速道路 で、なが〜い湖の東岸をひたすら走りると今年の冬季オリンピック開催 地リレハンメルに着く。軽井沢のようなところ。街全体は小さいがメイ ンストリートは賑やかで、お土産屋はたくさんある。付近にはリゾート 施設(キャンプ場)がたくさんあるみたい。ワッフルがうまかった。

ここでバスがトラブってしまい、代替バスに乗って2時間遅れで出発。


[古い木造の教会]
国道15号線

リレハンメルからバスで数十分のドライブインで昼飯をとった後は、 古い教会(なんと木造)があるロムという町で休憩。
その後ゲイランゲル方面に川沿いを上流に向かって行く。リレハンメ ル付近から、山で囲まれた川沿いの平地に牧場が広がっていてのどかで 景色がいい。川は緩やかで中洲が森になっていたりする。上高地の上流 の景色に牧場を加えたような雰囲気のところが延々と続く。「上高地が そこらじゅうにある」といった感じ。
[一面の銀世界]
人に溢れていてアクセスにも渋滞、 行列、長い待ち時間に悩ませる日本の上高地に苦労して行くのがばかば かしくなる。
ロムから上流に登っていくと段々雪が見えてき、その内一面真っ白に なる。やはり北国だという実感がわく。 前方から巨大な岩の絶壁が近付 いてきて圧倒されていると、バスはその絶壁に掘ってあるトンネルを突 き抜ける。ついにスカンジナビア半島の大西洋側に抜けた。
その後は急坂を下って行く。途中に野性の羊がいた。近所の牧場から 逃げたのかも知れないが、急な山の斜面だったので驚いた。


[対岸]
[対岸の村]
ノルドフィヨルド
[フィヨルド最深部の町]

その坂おりきると湖に出る。ここでやっと晴れた。ちょうど絶景のポ イントだ。少し先にいって本当のフィヨルドについた。景色は同じ。大 西洋から数十キロ(深いフィヨルドは100キロ以上)も内陸に食い込ん だ海、それがノルウェーのフィヨルド。海抜0メートル。高い崖に囲ま れているが、それらは先ほどの雪をかぶるほどの高い山だ。その山の雪 解け水だろうか、方々に数十から数百メートルの滝が見える。切り立っ た断崖の合間に緑の牧場と家があったりする。


[ホテルの前で]
ローエン

フィヨルドに出て海岸沿いに数十分走りしばらくするとローエンの町 に着く。ローエンは小さな町で、まともなホテルは1つしかない。でき れば、ヘレッセルトかゲイランゲルに泊まるほうが行程の無駄がなくて いいが、それらの町のホテルはとりにくいということで、このツアーで はローエンのホテルに泊まるそうだ。しかしここのホテルは悪くない。
代替バスの運転手とはここでお別れ。拙い英語で気楽に話せる人だっ たので残念。
夕食はノルウェー名物のスモーガスボード(日本でいうバイキング)。 他でも何度かあったが、ここは特に高そうな料理が並んでいたのが印象 的。
(5泊目)


[七人姉妹の滝]
ゲイランゲルフィヨルド

翌日はちょっと道を戻ってゲイランゲルフィヨルドに面した町ヘレッ セルトへ。実はここでバスの運転手が道を間違えてしまい、フェリーに 乗り遅れてしまった。添乗員は2日続けて冷汗たらたら。待ってる間、 地元の子連れの人と話した。医者だった。
1時間半後の便にのってようやくゲイランゲルに向けて出発。が、あ いにくの雨で景色はあまりよくない。ここの二つの有名な滝のうち、「 七人姉妹の滝」は見れたが「花嫁のヴェール」は見れなかった。また、 よく観光ガイドに写真がのる展望台にも(天気が悪かったためか)行かな かった。残念。


[雪の壁]
ゲイランゲル → オールデン

ゲイランゲルからは再びバスに乗って急な坂を登って行く。登りつめ るとまた銀世界だ。ここには立山・黒部アルペンルートで室堂に行く間 にバスで通る道のように、道の両脇にバスより高い雪の壁があるところ があった。


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