スイス (1999/06/05〜1999/06/13)

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2001/05/26 作成
目次

  1. 計画・出発〜チューリヒ・氷河急行
  2. ツェルマット
  3. ベルナー・オーバーラント(その1)
  4. ベルナー・オーバーラント(その2)〜ジュネーブ〜帰国

 


[計画・予約]


休暇がとれると決まったのは出発の2週間前。 JTB,HIS等に格安航空券を問合せるが、スイス航空はキャンセル待ち。 しかたなくオランダ航空でアムステルダム経由にする。行きも帰りも土日 なのでちょっと高めで129,000円となった。

スイス国内の国鉄・私鉄・バスが乗り放題となるスイスパスは GIO クラブで購入。パノラマカーに乗りたかったので、一等車にした。大人 二人券で8日間で 62,300 円。そのパノラマカー、氷河特急のクール− ツェルマット間と、ゴールデンパスのツヴァイジンメン−モントルー間の 指定席を予約。ついでに、初日のチューリヒと2日目のツェルマットの ホテルも予約してもらう。これで旅の準備は万全だ。

[出発〜チューリヒ]


1999年6月5日(土)6:55。吹田の家を出発。8:24関空到着。 チェックイン後、カード会社のカウンターでの情報集めとオランダ航空と 提携しているJASのマイレージ加入、両替(20,104円→SFr240)と忙しく 回ってたらもう出国時間だ。

10:20(現地時間3:20)。KL868で出発。大阪だから成田よりも ヨーロッパに近いかなどと思っていたが、飛行機は東北へすすむ。北朝鮮 を東からよけていくようだ。日本アルプスから日本海へ抜け、シベリアに 入る。護岸していない曲がりくねった川をみるとほっとする。まだ手付か ずの自然がたくさん残っているものだ。

現地時間13時頃。フィンランド上空で雲が切れてきた。フィンランド特 有の無数の湖が見える。海に出ると今度は無数の島がある。何百もありそ うな小さな島にも家がある。どうしてそんなに小さな島に住んでるの?
[博物館・チューリヒ中央駅]

14:30頃。再び雲が切れ、初めてのオランダが見えてきた。細長い 堤防。水車。写真でしか見たことのなかった風景に感動。

14:55。アムステルダム、スキポール空港へ到着。オランダのお金は もってないので、カードでマクドナルドで昼食。

19:25。KL1969でチューリヒへ。20:43到着。空港駅でスイス パスに日付を記入してもらう。早速、一等車に乗ってチューリヒ中央駅へ。 駅前の博物館がかっこいい。

[チューリヒ(Zurich)]


町は意外に大きくにぎやかだった。海外に来てこれほど大きな都市に 来たのは久しぶりだったのでちょっとびっくり。

日本で予約してきたホテル、コンフォートインロイヤルは駅から5分 ちょっとの便利なホテルだった。前の道を路面電車が通っているが、 にぎやかな市街地とは違って静かなところだ。
[工科大学前からのチューリヒ] [リンデンホーフの丘から大聖堂方面]


6月6日(日)。6:30。一人で散歩。ここで意外な名所を見つけた。 ホテルのそばの工科大学の前の広場からはチューリヒ市街が一望に見渡 せる。大聖堂をはじめいくつかの教会が見える。いい場所だ。

7:45。朝食をとり市街へ出かける。駅を通り抜けバーンホフ通りへ。 路面電車とすれ違う。リンデンホーフの丘には犬を連れた人が一人いる だけだ。リマト川の対岸が見わたせる丘ではあるが、眺めは工科大学前 の広場の方が断然よかった。

リンデンホーフの丘から、ヨーロッパ一大きな時計のある教会である 聖ペーター教会までは雰囲気のある石畳の道をいく。そこを過ぎて しばらくすると聖母聖堂の前に出る。そのまま川沿いをチューリヒ湖 まで歩き、対岸を引き返してきて大聖堂へ。ここまでチューリヒの見所 をほとんどまわったつもりだが、ホテルを出てからまだ1時間20分 しかたってない。

本当は大聖堂の塔へ登りたかったのだが、日曜日はミサが終わるまで 入れないとガイドブックに書いてあったし、扉をあけてみても入って いいのかわからなかったのであきらめた。

再度、工科大学前の広場で展望を楽しみ、ホテルへ戻り荷物を持って 駅へ。地下街で昼食のパンを買い、定刻通りにやってきた列車へ乗る。

[氷河急行]
[IR763 一等車の車内] [オーバーアルプ峠付近] [氷河急行]


10:10。特急 IR763 にてクールへ向かう。実は今日の目的地 ツェルマットへはもっと近道があるのだが、氷河特急に始発から乗る ために遠回りをする。この列車は指定席はとっていなかったが、 1等も2等もガラガラ。外はあいにくの雨で、せっかくの山や湖も 薄暗い。

11:44。クール着。12:20。氷河特急 K907 に乗る。待望の パノラマカーであるが、天気はよくない。ただ、パノラマカーは反対 側の窓の外の景色も充分楽しめるということで価値はある。 出発してまもなく、灰色の岩山と、灰色の川がつづく珍しいところを 通った。ハイライトのオーバーアルプ峠は6月にもかかわらず一面の 銀世界、、、のはずだったのだが雨で視界が悪く、残念。

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